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CX-5は金持ちの車?年収・維持費・購入基準をプロが解説

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「CX-5って金持ちの車なの?」そんな疑問を抱いたことはありませんか?見た目の高級感や洗練されたデザインから、裕福な人だけが乗っているように見えるCX-5ですが、実際の購入者の年収やライフスタイルはどうなのでしょうか?

この記事では、CX-5の購入に必要な年収の目安や、新車・中古車それぞれの価格帯、維持費の実情、さらには乗っている人のイメージや評判まで徹底的に解説しています。ディーゼル車の注意点や「やめとけ」と言われる理由など、購入を検討している方が気になる情報も網羅しています。この記事を読めば、CX-5が本当に自分に合う一台なのか、経済的に問題なく所有できるのかがしっかりと判断できるようになります。

  1. CX-5は金持ちの車なのか?
    1. 実際の購入者層と年収分布(例:年収600万円以上が多数)
    2. 中古なら年収350万円台でも可能?
  2. 年収いくらあればCX-5に乗れる?
    1. 新車・中古別の価格帯と年収シミュレーション
    2. ローン利用時の毎月支払い額と負担感
  3. 維持費は高い?年間コストを具体的に解説
    1. ガソリン車 vs ディーゼル車の維持費比較
    2. 都市部の駐車場代や保険料などのリアルなコスト
  4. ディーゼルモデルは得か損か?購入前に知るべき注意点
    1. DPF詰まりリスクと短距離走行の落とし穴
    2. 冬季や寒冷地での使用時の注意
  5. CX-5に乗る人のイメージ・評判
    1. 男性編:堅実・頼れる・運転好きの印象
    2. 女性編:自立・洗練・おしゃれな印象
  6. モテる車って本当?CX-5のデート適性を分析
    1. 彼氏がCX-5に乗ってるとどう見られる?
    2. 女性からのリアルな評価と好印象ポイント
  7. デザイン・内装の高級感は本物か?
    1. 魂動デザインの魅力と「かっこいい」の根拠
    2. 上位グレード(Exclusive Modeなど)の質感と価格差
  8. 「やめとけ」と言われる理由とは?
    1. ナビの使い勝手・乗り心地・リセール問題
    2. 乗り手によって評価が分かれるポイント
  9. CX-5を選ぶべき人・選ばないべき人
    1. 長距離通勤・家族持ち・運転好きはおすすめ
    2. 街乗り中心・リセール重視なら再考を
  10. 結論:CX-5は「金持ちの車」ではないが、余裕がないと厳しい
    1. 価格と満足度のバランスは取れているか?
    2. 購入判断のためのチェックリスト

CX-5は金持ちの車なのか?

CX-5は金持ちの車?年収・維持費・購入基準をプロが解説

出典:MAZDA

CX-5と聞くと、「高そう」「金持ちが乗ってそう」というイメージを持たれる方も多いかもしれません。確かにその洗練されたデザインや走行性能の高さを見ると、高級車のような印象を与えるのも無理はありません。しかし、実際のところCX-5は必ずしも“金持ち専用の車”というわけではありません。
確かにある程度の経済的な余裕がある方が選ぶ傾向はありますが、年収や購入方法、中古車市場の活用次第で、一般的な収入層の方でも十分に手が届く存在です。特にマツダのCX-5は、価格帯に対してのデザイン性・走行性能・装備のバランスが非常に良いため、“金持ちに見えるけど実はコスパに優れた車”という評価も多いです。

実際の購入者層と年収分布(例:年収600万円以上が多数)

競合記事のデータによると、CX-5の購入者には年収600万円以上の層が多く見られます。これは新車価格が約290万円〜420万円と、国産車の中ではやや高めの価格帯に位置していることが関係しています。加えて、年間の維持費も50万円前後が一般的であるため、日常的な生活に無理なく車にお金をかけられる世帯が選びやすい傾向があります。
特に30代後半〜40代の働き盛りのサラリーマンや、公務員などの安定した職業の方々に選ばれていることが多く、家庭を持ちつつも車にもこだわりたいという層にフィットしています。つまり、CX-5は“高級車に見えるけれども、堅実で賢い選択をする中流層の車”という立ち位置なのです。

中古なら年収350万円台でも可能?

新車だとハードルが高く感じられるCX-5ですが、中古車市場では一気に現実味が増します。実際に、走行距離が多めの初期型であれば150万円台から購入できる車両もあります。そのため、年収350万円前後の方でも、ローンを活用することで無理なくCX-5に手が届くというのが実情です。
また、CX-5は初代から現行モデルまで大きなデザイン変更が少なく、中古でも古さを感じにくいのが魅力です。燃費性能の良いディーゼルモデルであれば、ランニングコストも抑えられるため、経済的な視点から選ばれている傾向も見られます。

年収いくらあればCX-5に乗れる?

CX-5は金持ちの車?年収・維持費・購入基準をプロが解説

出典:MAZDA

CX-5に乗るための年収については、新車か中古車か、そして現金一括かローンかによって大きく変わります。ただし、一般的に言われているのは、「車の購入価格は年収の約半分以内が理想」という基準です。これに基づくと、CX-5の新車(平均価格350万円)を購入するには、年収600万円程度が安心ラインとなります。
しかし、それ以下の年収でも無理なく所有できる方法は存在しますし、実際に年収400万円前後の人がCX-5を所有しているケースも少なくありません。

新車・中古別の価格帯と年収シミュレーション

新車でCX-5を購入する場合、価格帯は約290万円〜420万円となっています。例えば、350万円のモデルをローンで購入すると仮定すると、年収500〜600万円であれば比較的余裕を持って維持できます。
一方、中古車の場合、前述のように150万円台から購入できる車種も存在し、年収350万円程度でも手が届く現実的な選択肢となっています。仮に180万円の中古車を5年ローンで購入した場合、月々の返済は3万円台に収まるケースが多いため、生活費に大きな負担をかけずに所有できます。

ローン利用時の毎月支払い額と負担感

では実際にローンを利用した場合、どの程度の負担になるのかを見てみましょう。例えば、新車価格350万円のCX-5を頭金50万円、金利2.9%、5年ローンで購入するケースでは、月々の返済額は約5.6万円になります。これに維持費(年額50万円=月4万円程度)を合わせると、月々の車関連の出費は約9.5万円前後になります。
この場合、年収600万円程度あれば、住宅ローンや生活費と並行しても支払いに無理が生じにくいと考えられます。逆に、年収400万円前後であれば、中古車を選び、月々のローンを3万円以下に抑えるのが現実的でしょう。

維持費は高い?年間コストを具体的に解説

CX-5は金持ちの車?年収・維持費・購入基準をプロが解説

出典:MAZDA

CX-5の購入を検討する際に見落としがちなのが「維持費」です。いくら購入価格を抑えても、年間の維持費が高くては継続的な所有が難しくなってしまいます。CX-5は高級SUVと比較すれば維持費は抑えられているものの、軽自動車やコンパクトカーに比べるとコストがかかるのは事実です。

競合記事によると、CX-5の年間維持費はディーゼルモデルで約49万円、ガソリンモデルで約52万円が目安とされています。ここには、自動車税・燃料費・任意保険・車検・メンテナンス費用が含まれており、車を所有する上でのリアルな出費が反映されています。

ガソリン車 vs ディーゼル車の維持費比較

燃費の違いから、ガソリン車とディーゼル車では年間の燃料代に差が出ます。たとえば、ディーゼル車は燃費が良く、年間の燃料費は約59,000円。一方でガソリン車は約85,000円と2万6,000円ほど差があります。
また、ディーゼル車はエコカー減税の対象となることもあり、自動車税が若干安くなることもあります。ただし、ディーゼルエンジン特有の定期的なオイル交換やDPF再生処理など、メンテナンスには注意が必要です。走行スタイルに応じて、どちらが自分に合っているのかを見極めることが重要になります。

都市部の駐車場代や保険料などのリアルなコスト

都市部に住んでいる場合、見落とせないのが駐車場代です。都内では月額2万円〜3万円が相場であり、年間にすると24万円〜36万円の負担になります。これだけで維持費が一気に跳ね上がります。
また、任意保険料は年齢や等級にもよりますが、CX-5では年間7万〜8万円が相場です。20代や等級が低い人では、10万円を超えるケースもあるため、こちらも事前に見積もりを取ることが大切です。
さらに、車検は2年ごとに約10万円、オイル交換やタイヤ・ブレーキパッドなどの消耗品も含めると、年間で数万円は見込むべきです。つまり、CX-5を維持するには「購入費だけでなく、年50万円前後のランニングコストを継続して支払えるか」が現実的な判断基準になるでしょう。

ディーゼルモデルは得か損か?購入前に知るべき注意点

CX-5は金持ちの車?年収・維持費・購入基準をプロが解説

出典:MAZDA

マツダのCX-5を検討していると、ディーゼルモデルにするかガソリンモデルにするかで悩む方は少なくありません。特にディーゼル車は「燃費が良くて経済的」というイメージが先行しがちですが、実際には走行環境や使い方によって大きく向き・不向きが分かれます。購入後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、あらかじめディーゼル特有の注意点をしっかり把握しておくことが大切です。競合記事でも詳しく紹介されているように、特に“DPF詰まり”と“寒冷地での使用”は大きな落とし穴になりやすいため要注意です。

DPF詰まりリスクと短距離走行の落とし穴

CX-5のディーゼルモデルには、DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)という装置が搭載されています。これは、排気ガスに含まれるススや微粒子を除去するための仕組みで、環境性能を維持するためには欠かせないものです。しかし、このDPFは短距離走行が続くと正常に“再生”できず、ススが蓄積してしまい詰まりの原因になります。
特に近距離通勤や買い物などで1回あたりの運転が15分未満の場合、DPFの再生が完了する前にエンジンを切ってしまうため、結果的にフィルターが詰まりやすくなります。詰まりが進行すると、エンジン警告灯が点灯し、修理には5万円〜10万円程度の高額な費用がかかるケースもあります。
こうした背景から、ディーゼルモデルは「週末に高速道路を使って遠出する」「毎日の走行距離がある程度長い」など、エンジンをしっかり暖めて走るスタイルの方に向いています。逆に、街乗り中心の方にはガソリン車の方がストレスなく乗れるでしょう。

冬季や寒冷地での使用時の注意

もう一つのディーゼル車の注意点は、寒冷地でのエンジン始動性の問題です。ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べて始動時に高い圧縮比が必要になるため、冬の寒い朝などにはエンジンがかかりにくくなることがあります。特に北海道や東北地方などの寒冷地域にお住まいの方は、グロープラグの劣化やバッテリー性能の低下が重なると、始動に時間がかかる・かからないといったトラブルが起こることもあります。
さらに、ディーゼル車は燃料の性質上、寒さに弱く、特に気温が氷点下を大きく下回ると燃料が凍結・凝固するリスクもあります。このため、寒冷地仕様の軽油を使用したり、エンジンの予熱を行うなどの対策が必要になる場面も出てきます。
これらの点からも、ディーゼルモデルは寒冷地での使用にやや不向きな側面がありますので、「燃費の良さ」だけで選ばず、ご自身の居住地の気候条件や走行スタイルと照らし合わせて慎重に判断されることをおすすめします。

CX-5に乗る人のイメージ・評判

CX-5は金持ちの車?年収・維持費・購入基準をプロが解説

出典:MAZDA

CX-5はその見た目のかっこよさと上質感から、「金持ちが乗っている車」と思われがちですが、実際には“堅実で賢い選択をする人が選ぶ車”というイメージが強く定着しています。競合記事でも触れられているように、CX-5のオーナーは年齢・性別問わず「落ち着いた」「大人っぽい」「都会的」な印象を持たれることが多く、他のSUVと比べても好印象な評価が多いです。特に男性・女性それぞれで評価の傾向が違うため、それぞれに分けて詳しくご紹介します。

男性編:堅実・頼れる・運転好きの印象

CX-5に乗っている男性は、「しっかりしていそう」「頼りがいがありそう」という印象を持たれることが多いです。これは、派手なスポーツカーや外車とは違い、実用性とデザイン性のバランスを重視したCX-5の特性が反映されているからです。特に30代〜40代の既婚男性に人気が高く、「家族を大事にする堅実なパパ」といったイメージに繋がることもしばしばあります。
また、CX-5はマツダらしく走行性能にもこだわっており、「走るのが好き」「ドライブが趣味」という男性にぴったりの車でもあります。派手すぎないけれど、高級感はしっかりとある。その“ちょうどいい”雰囲気が「センスのいい男」として見られやすい要因になっているのです。

女性編:自立・洗練・おしゃれな印象

CX-5に乗っている女性には、「自立していてかっこいい」「洗練された印象がある」といったポジティブなイメージがつきまといます。特にSUVという車格を女性が自ら運転する姿は、それだけで“しっかりしている”印象を周囲に与えます。
加えて、CX-5のエクステリアは非常にシンプルで上品なデザインのため、「シックなファッションが似合う」「都会的で洗練されたライフスタイルを持っていそう」といった評価も少なくありません。
実際、CX-5に乗る女性オーナーの多くは、経済的にも自立しており、見た目だけでなくコストパフォーマンスにも気を配る“賢い選び方をする人”としても評価されています。育児中のママ世代にも人気があり、ファミリーカーとしても違和感なく使える点が、さらにその印象を後押ししています。

モテる車って本当?CX-5のデート適性を分析

CX-5は金持ちの車?年収・維持費・購入基準をプロが解説

出典:MAZDA

「CX-5に乗っているとモテる?」そんな素朴な疑問に対して、実際には“かなり好印象を持たれやすい車”であることがわかっています。競合記事にもあるように、CX-5のデザイン性・快適性・走行性能は、男女問わず好まれるポイントが多く、特に「派手じゃないけどセンスがいい」という評価が女性から圧倒的に高いのが特徴です。
また、SUVならではの車高の高さや室内のゆとり、静粛性の高さは、ドライブデートの際にも非常に有利です。エクステリアのかっこよさと、インテリアの上品さが共存していることで、“無理していないのにセンスがいい人”という印象を与えやすく、まさに“等身大のおしゃれ”を体現できる車だと言えます。

彼氏がCX-5に乗ってるとどう見られる?

彼氏がCX-5に乗っていると、「落ち着いた人」「経済的にしっかりしてそう」といった安心感を与えることができます。特に20代後半〜30代の女性にとっては、「無理していないけど高級感のある車」を選んでいる男性は非常に好印象です。
また、走りも楽しめるCX-5は、ドライブ好きなカップルにとっては理想の相棒。後部座席の広さや荷室容量も十分なので、旅行やアウトドアなどアクティブなデートでも活躍します。高級外車のように派手さはありませんが、「堅実な大人の男性」というイメージを自然に演出できるのがCX-5の大きな魅力です。

女性からのリアルな評価と好印象ポイント

実際にCX-5に乗っている男性に対する女性の評価としてよく挙がるのが、「おしゃれ」「堅実」「センスがいい」といった言葉です。特に、ブラックやホワイトなどのシンプルなボディカラーを選んでいる人は、洗練された印象を強く与えるようです。
また、車内の快適性の高さも好評価ポイント。静かな車内、上質なシート素材、安定した乗り心地は、デートの際に「居心地の良さ」を感じさせる重要な要素になります。そうした小さな配慮が感じられるCX-5だからこそ、「大事にされている感がある」と感じる女性も多いのです。
「派手すぎないけど、なんかかっこいい」「ちゃんと考えて選んでる感じがする」——そんな好感を持たれやすいCX-5は、まさに“モテるSUV”として非常に優れた選択肢と言えるでしょう。

デザイン・内装の高級感は本物か?

CX-5は金持ちの車?年収・維持費・購入基準をプロが解説

出典:MAZDA

CX-5が「金持ちっぽく見える」と言われる大きな理由の一つが、そのデザインと内装の質感の高さです。実際、競合記事でもCX-5の見た目に対する評価は非常に高く、同価格帯のSUVの中でも「かっこいい」「高級感がある」といった声が多く集まっています。マツダ独自の「魂動(こどう)デザイン」や上位グレードに採用されている上質な内装素材は、見た目重視の方にも十分に満足感を与える仕上がりとなっています。

魂動デザインの魅力と「かっこいい」の根拠

CX-5の外観デザインは、マツダが長年にわたって推進している「魂動デザイン」を採用しています。これは、“生命感のある動き”をテーマにしており、あえて装飾を減らし、シンプルで流れるようなフォルムを追求しています。特にフロントグリルの大きな開口部や、シャープなLEDヘッドライトの配置は、SUVらしい力強さと高級感のバランスを絶妙に保っています。
「派手ではないが、上品にかっこいい」と評されることが多く、特にブラックやディープクリスタルブルーといったダーク系のボディカラーとの相性は抜群です。街中でもひときわ目を引く存在感があり、それでいて押しつけがましくない。この“上質だけど主張しすぎない”デザインが、多くの人に好印象を与えている理由です。

上位グレード(Exclusive Modeなど)の質感と価格差

デザインだけでなく、内装にもこだわりを感じるのがCX-5の魅力です。とくに上位グレードである「Exclusive Mode」は、まさに高級車さながらの仕上がり。ナッパレザーシートやウッド調パネル、本革巻きステアリングなど、素材の一つ一つに高級感が漂います。
価格的にはベースグレードと比べて50万円〜70万円ほど高くなりますが、その分「クラスを超えた質感」が得られるという満足度は非常に高いです。競合記事にもあるように、「輸入車に近い質感を、国産価格で手に入れられる」という点が、コストパフォーマンスに優れた車としての評価に繋がっています。
また、インフォテインメント系の操作系統や静粛性、シートのホールド感など、日常の快適性に直結する部分にも抜かりはありません。高級車のように感じられる理由は、単なる見た目だけではなく、使い勝手や居住性の細かな部分にまで気が配られている点にあります。

「やめとけ」と言われる理由とは?

CX-5は金持ちの車?年収・維持費・購入基準をプロが解説

出典:MAZDA

CX-5には多くの魅力がありますが、一部では「やめとけ」とネガティブに言われることもあります。その背景には、個人の使い方や価値観によっては不満につながるポイントがあるためです。競合記事では、その“デメリット”についてもきちんと触れられており、納得して選ぶためには知っておいて損はありません。

ナビの使い勝手・乗り心地・リセール問題

まず指摘されやすいのが、マツダコネクト(純正ナビシステム)の操作性の悪さです。特に目的地の検索やルート設定がスムーズにできないと感じる方が多く、スマートフォンのナビアプリに慣れている人からは「使いにくい」との声が上がりやすいです。操作レスポンスの遅さや、直感的でないUIも評価を下げている要因です。
次に乗り心地に関してですが、CX-5は走行性能重視の設計のため、サスペンションがやや硬めです。これは高速道路では安定感があり安心できるのですが、路面の凹凸を拾いやすく、特に市街地での走行時には「ゴツゴツ感が気になる」という意見もあります。
また、リセールバリューについても注意が必要です。CX-5はディーゼル車の割合が高く、メンテナンス面での不安があるため、中古市場ではやや値下がりしやすい傾向があります。売却を前提とした購入を考えている方にとっては、思ったよりも高く売れないリスクがある点も理解しておくべきです。

乗り手によって評価が分かれるポイント

CX-5は非常にバランスの取れた車である一方で、「全体的に平均的」「どこか無難」という意見も少なくありません。これは、強烈な個性を求める人や、車で自分のステータスを主張したい人には物足りなさを感じさせるからです。
たとえば、内外装のシンプルさは「洗練されている」と評価される反面、「特徴がない」と感じる人もいます。また、走行性能にしても、「速い」わけではなく「ちょうどいい」のが特徴であり、この“ちょうどよさ”が刺さらない人にとっては魅力に映りにくいこともあります。
そのため、CX-5は「どんな人にも最適」とは言いきれず、自分の価値観やライフスタイルに合っているかをじっくり見極めることが重要です。万人受けするがゆえに、刺さらない人には“選ばない理由”になってしまうという点は、意識しておくと後悔の少ない買い物につながるはずです。

CX-5を選ぶべき人・選ばないべき人

CX-5は金持ちの車?年収・維持費・購入基準をプロが解説

出典:MAZDA

CX-5は見た目も性能もバランスが良く、非常に完成度の高い車ですが、どんな人にもベストな選択肢とは限りません。競合記事でも紹介されているように、CX-5が本領を発揮するのは「用途に合っている人」が選んだ場合です。ここでは、CX-5がピッタリな人、そして逆にあまり向いていない人の特徴を整理してご紹介します。

長距離通勤・家族持ち・運転好きはおすすめ

CX-5を選ぶべきなのは、「運転そのものが好き」「高速道路をよく使う」「家族で出かける機会が多い」といった方々です。SUVならではの視界の良さと安定感に加えて、マツダらしい走行性能の高さが味わえるため、日常の移動もドライブのように楽しめます。
また、室内空間や荷室の広さも十分に確保されており、チャイルドシートや荷物が多い家庭でも使い勝手が良いです。長距離の移動が多い人にとっては、ディーゼルモデルの低燃費・高トルク性能も大きなメリットになります。経済性と快適性の両立を求める方には非常に相性の良い車です。

街乗り中心・リセール重視なら再考を

一方で、CX-5があまりおすすめできないのは、「近距離の街乗りがメイン」「車にお金をあまりかけたくない」「数年で売却予定」といった方です。特にディーゼルモデルは、前述のように短距離走行ではDPF詰まりのリスクがあるため、街乗り中心のライフスタイルではストレスになる可能性があります。
また、リセールバリューの観点でも、CX-5は輸入車ほど高く売れない傾向があるため、購入後すぐに売るつもりで選ぶにはやや不利です。ナビや乗り心地に細かい不満を感じやすいタイプの方も、他車種との比較をしっかり行ったうえで選ばれると良いでしょう。
「かっこよくてコスパが良い」という評判だけで即決せず、自分の生活スタイルに本当にフィットするかどうかを基準に選ぶことが、後悔しないCX-5選びのポイントになります。

結論:CX-5は「金持ちの車」ではないが、余裕がないと厳しい

CX-5は、見た目の高級感や走行性能の高さから「金持ちの車」と誤解されることがありますが、実際のところは“中流層でも手が届く、賢い選択肢”という立ち位置にあります。ただし、競合記事でも紹介されているように、「誰でも無理なく買える車」というわけではなく、それなりの年収や経済的な余裕が必要なことも事実です。
新車価格は約290万円〜420万円、中古でも150万円台から選べるものの、年間維持費がガソリン車で約52万円、ディーゼル車で約49万円かかるというデータは軽視できません。とくに都市部で駐車場代が発生する場合、維持費はさらに膨らみ、月々の出費として約8〜10万円程度を見込む必要が出てきます。
つまり、購入そのものは年収350万円台からでも可能ですが、「無理なく、満足して維持できるライン」は年収600万円前後が理想的。生活に余裕のない状態で無理に所有すると、維持費やメンテナンスの面でストレスが溜まってしまう可能性もあります。

価格と満足度のバランスは取れているか?

CX-5は、価格と満足度のバランスという点で非常に優秀な一台です。競合記事にもあるように、「高級SUVのような質感がありながら、価格は比較的抑えられている」という点は、多くのユーザーにとって大きなメリットです。
たとえば、上位グレードの「Exclusive Mode」であれば、新車価格は400万円前後となりますが、ナッパレザーや本木目調パネル、先進の安全装備など、見た目にも使い勝手にも優れた装備が揃っています。
また、走行性能も「ただのファミリーカー」とは一線を画し、運転する楽しさや安定した高速走行性能は、価格以上の満足感をもたらします。特に、クラスを超えた上質感や快適性は、輸入車を視野に入れていた方が「これで十分」と感じることも多く、まさに“コスパの良い車”と言えるでしょう。
ただし、満足度を最大限に得るには、「自分の使用スタイルに合っているか」が重要になります。長距離移動が多く運転が好きな方にはまさにベストバイですが、短距離の街乗り中心やリセール重視の方には、他車種のほうが合っている可能性もあるため、見た目や価格だけで判断せず、総合的に考えることが大切です。

購入判断のためのチェックリスト

最後に、CX-5の購入を検討している方が「自分に向いているか」を判断するためのチェックポイントをまとめてみます。以下の項目に多く当てはまる方は、CX-5を選んで後悔する可能性が低いでしょう。

  • 年収が500万円以上あり、車に月8〜10万円程度の支出が無理なくできる
  • 高速道路や長距離運転が多く、ドライブの快適さや走行性能を重視したい
  • シンプルで上質なデザインのSUVが欲しい
  • ファミリーカーとしての実用性と、高級感の両立を求めている
  • ガソリン代や維持費も含めてコスパを大事にしたい
  • 中古ではなく、新車〜比較的新しい年式の中古車を検討している
  • 多少のメンテナンスや維持管理に手間がかかっても苦にならない

逆に、以下のような方は、CX-5が合わない可能性があります。

  • 主に街乗り中心で、短距離運転がほとんど
  • ナビの性能や静粛性、乗り心地にかなりこだわりがある
  • 将来的にすぐに車を売却したい、リセールを重視している
  • 年収が350万円未満で、月の車関連支出を極力抑えたい

このように、CX-5は“誰にでもベスト”な車ではないものの、「経済的に余裕があり、走りやデザインにもこだわりたい」という方にとっては非常に魅力的な選択肢となります。無理なく乗り続けられる余裕があるかどうかが、CX-5選びの最大のポイントと言えるでしょう。

 

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