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カローラツーリング最新型!フルモデルチェンジで何が変わった?

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「カローラツーリングが気になるけど、他のカローラシリーズとの違いがわからない…」「フルモデルチェンジって何が変わったの?」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

2025年5月19日に発売された新型カローラツーリングは、ハイブリッド専用化や内外装の刷新、安全装備の大幅充実など、まさに“実質フルモデルチェンジ”と呼べる内容になっています。本記事では、グレードごとの装備比較や走行性能、燃費の進化、さらには競合モデルとの違いまで、購入前に知っておきたい情報を徹底解説。あなたにぴったりの1台が見つかるヒントをお届けします。

  1. 最新情報まとめ:2025年5月19日フルモデルチェンジ発売!
    1. ハイブリッド専用化で燃費性能が大幅アップ!
    2. 「G」と「W×B」グレードの違いと選び方ガイド
    3. 特別仕様車「アクティブスポーツ」は継続設定
  2. 外装(エクステリア)デザインの進化点
    1. 新設計のヘッドライトとスポーティバンパーの特徴
    2. 新旧デザイン比較で分かる印象の違い
  3. 内装(インテリア)の進化と快適装備一覧
    1. 12.3インチ大型ディスプレイや車内Wi-Fiが標準に
    2. ラゲッジとシートの使い勝手が向上
  4. パワートレイン&走行性能
    1. 1.8L第5世代ハイブリッドのスペックと特徴
    2. 廃止されたガソリンエンジンとの違い
  5. 燃費性能と走りのバランスを評価
    1. 実燃費29.5km/Lの実力は本物か?
    2. 4WDとの相性や街乗り・長距離での印象
  6. 安全装備と先進運転支援機能
    1. Toyota Safety Senseの新機能まとめ
    2. ブラインドスポットやパーキングサポートブレーキの標準化
  7. ボディサイズ・使い勝手・車庫入れ事情
    1. 3ナンバー化で気になるサイズ感と取り回し
    2. プラットフォーム「TNGA」による走行安定性とは?
  8. グレード別価格とコスパ徹底比較(2025年モデル)
    1. HYBRID X/G/W×B、アクティブスポーツの価格差を比較
    2. どのグレードが買いか?装備と価格のバランス検証
  9. 競合モデルとの比較(カローラセダン・クロス・スポーツ含む)
    1. セダンやSUVと迷っている人へ:使い分けポイント
    2. ファミリーユースで選ばれる理由とは?
  10. 歴代カローラツーリングの進化と今後の展望
    1. 初代フィールダーからの系譜を振り返る
    2. 今後のカローラシリーズ展開予測(クロス・スポーツも含めて)

最新情報まとめ:2025年5月19日フルモデルチェンジ発売!

出典:TOYOTA

トヨタは2025年5月9日に、主力ステーションワゴン「カローラツーリング」の改良モデルを正式発表し、5月19日に全国で発売を開始しました。今回の改良は単なるマイナーチェンジではなく、パワートレインや装備、デザインにわたって大幅な刷新が行われており、実質的に“フルモデルチェンジ級”の内容となっています。

最大のポイントは、これまで選択可能だった1.5Lガソリン車の廃止により、1.8Lハイブリッドモデルへと完全移行した点です。さらに、安全装備の標準化やインフォテインメントの強化、ボディカラーの見直しなど、時代のニーズを汲んだアップデートが盛り込まれています。

特別仕様車「アクティブスポーツ」も引き続きラインナップされ、スポーティな見た目と走行性能を両立。価格は2,359,500円〜3,416,600円と、装備内容に見合った納得の設定となっており、ガソリン車の廃止による価格帯の見直しも好意的に受け止められています。

ハイブリッド専用化で燃費性能が大幅アップ!

今回のモデルチェンジでは、1.5Lガソリンエンジン搭載モデルが廃止され、ラインナップがすべて1.8Lハイブリッドに統一されました。これにより、環境性能が一気に向上しています。

搭載されるのは、ミニバンの「ノア」や「ヴォクシー」にも使われている第5世代のハイブリッドシステムで、エンジン出力は98ps/14.5kgm、フロントモーターは95ps/18.9kgm、4WDモデルではリアにも41ps/8.6kgmのモーターを装備。燃費性能はWLTCモードで最大29.5km/Lを実現しており、従来型ガソリン車の19.1km/Lから大きく向上しました。

このハイブリッド化によって、静粛性や滑らかな加速、低燃費を求める現代ユーザーの期待にしっかり応える1台になったと言えるでしょう。

「G」と「W×B」グレードの違いと選び方ガイド

新型カローラツーリングのハイブリッドモデルは、「X」「G」「W×B」の3グレード構成で展開されていますが、特に人気が集まりそうなのが中間グレードの「G」と上級グレードの「W×B」です。

「G」グレードでは、LEDフロントフォグランプやアルミホイールが標準装備され、7インチデジタルメーターも搭載。実用性とコストのバランスが取れた選択肢です。また、安全装備として、ブラインドスポットモニターや安心降車アシスト、パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)も全車標準化されています。

一方で「W×B」グレードは、装備がさらに充実。ドライブレコーダー(前方+バックガイドモニター録画機能付き)、10.5インチの「コネクティッドナビPLUS」や6スピーカー、デジタルキーが標準となっており、快適性と先進装備を求める方には非常におすすめです。

価格差は約36万円(FF車同士の比較)ありますが、装備の充実度を考えると妥当以上の価値があります。予算に余裕がある方なら「W×B」を選んで間違いありません。

特別仕様車「アクティブスポーツ」は継続設定

スポーティなスタイルを求める方には、引き続き設定されている特別仕様車「アクティブスポーツ」も見逃せません。このグレードは2024年の改良で新設定され、開口部がワイド化された専用バンパーやスポーツサスペンションなどを備えた、より走りを楽しめるモデルです。

価格はFF車で3,202,100円、4WD車で3,416,600円と、W×Bよりやや高めですが、ドライビングプレジャーや外観重視の方にはぴったり。さらに、寒冷地仕様やデジタルキー、専用装備も用意されており、まさに“走りも見た目も妥協しない”方にこそおすすめの1台です。

スポーツモデルならではの引き締まった足回りとスタイリッシュなデザインは、街中でもひときわ目立つ存在となるでしょう。

外装(エクステリア)デザインの進化点

出典:TOYOTA

新型カローラツーリングは、エクステリアにも大幅な手が加えられ、より洗練された印象に仕上がっています。特に2022年のマイナーチェンジで導入された新デザインをベースに、ヘッドライトやフロントバンパーの変更、ボディカラーの見直しが行われています。

ボディカラーでは、「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」や「アティチュードブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ2トーン」などの設定が廃止され、よりシンプルで都会的なカラー構成に。

また、全グレードでドアミラーとシャークフィンアンテナがブラック化され、引き締まった統一感を演出しています。

新設計のヘッドライトとスポーティバンパーの特徴

今回のモデルでは、新設計のBi-Beam LEDヘッドランプを採用し、内部グラフィックがよりシャープで先進的な印象を与えています。加えて、バンパーの形状も見直され、ワイド感を強調するデザインとなったことで、低重心かつスポーティな印象を強く打ち出しています。

この新デザインは視認性の向上にもつながっており、見た目だけでなく安全性にも寄与しているのがポイントです。とくに夜間走行の多いユーザーにとっては、安心感が大きく向上する装備といえるでしょう。

新旧デザイン比較で分かる印象の違い

前モデルと比較すると、新型カローラツーリングはフロントまわりがより精悍になり、リアビューもバンパー下部のデザイン変更により安定感が増しています。

旧型はやや穏やかな印象でしたが、新型ではシャープさと力強さが加わり、若々しい雰囲気へと生まれ変わりました。また、ブラックアクセントの採用によって、全体的な質感も向上しており、「高級感があるのに派手すぎない」という絶妙なバランスが実現されています。

街乗りからビジネスユースまで幅広く対応できるデザインであることが、従来型よりも幅広い層に訴求する要因となっています。

内装(インテリア)の進化と快適装備一覧

出典:TOYOTA

室内も大幅にアップデートされており、特にインフォテインメントと使い勝手の面で進化が際立っています。先進的でありながらも操作が直感的にできる設計がされており、ドライバーだけでなく同乗者にも優しいつくりとなっています。

インテリア全体の質感も上がっており、各グレードごとの装備差も明確に。とくに快適装備の充実ぶりは、ライバル車と比較しても大きなアドバンテージとなっています。

12.3インチ大型ディスプレイや車内Wi-Fiが標準に

「W×B」グレードでは、メーターディスプレイが7インチから12.3インチへと大型化。視認性が高く、ナビゲーションや車両情報も見やすく表示されるため、運転中の安心感が大きく向上しています。

さらに、ディスプレイオーディオは「コネクティッドナビ」に対応し、通信を通じてリアルタイムの情報取得や目的地設定が可能。車内Wi-Fiの搭載により、スマートフォンやタブレットと連携した快適な車内時間が楽しめるようになりました。

ラゲッジとシートの使い勝手が向上

ラゲッジスペースには、リバーシブルデッキボードを採用し、荷室の床面高さを2段階に調整可能。これにより、積載する荷物のサイズに応じて柔軟な対応ができます。

また、フロントシートにはスポーティシートが採用され、長距離運転時の疲労を軽減。リアシートもニースペースをしっかり確保しており、後席乗車時の快適性も大きく向上しています。

こうした細部まで配慮された装備により、新型カローラツーリングは「使って便利・乗って快適」な一台へと進化しています。

パワートレイン&走行性能

出典:TOYOTA

新型カローラツーリングでは、パワートレインに大きな変革がありました。従来モデルに存在していた複数のガソリンエンジンは全て廃止され、1.8Lハイブリッドユニットに一本化。この決断はカーボンニュートラルへの取り組み強化だけでなく、ユーザーの燃費志向にも応えるものとなっています。

駆動方式はFFとE-Four(電動4WD)の2タイプが用意され、走行シーンに合わせて選ぶことが可能です。また、TNGAプラットフォームにより、車体の剛性や操縦安定性も高められており、パワートレインの魅力を最大限に引き出す設計となっています。

1.8L第5世代ハイブリッドのスペックと特徴

新型カローラツーリングに搭載されているのは、トヨタの最新「第5世代ハイブリッドシステム」です。このシステムはミニバンのノアやヴォクシーでも採用されており、信頼性と実用性の高さが特徴です。

エンジンスペックは、直列4気筒1.8Lエンジンが最高出力98ps/最大トルク14.5kgmを発揮し、これにフロントモーター(95ps/18.9kgm)が組み合わされます。4WDモデルではさらにリアモーター(41ps/8.6kgm)が加わり、滑りやすい路面でも安定した走行が可能になります。

注目すべきは、リダクションギヤ部のコンパクト化によって軽量化を実現している点と、リアモーターのアシストが100km/h以上でも機能するという先進性です。これにより、高速走行時でもモーターアシストが途切れず、走りの質感がワンランク上がっています。

廃止されたガソリンエンジンとの違い

今回のモデルチェンジで廃止されたのは、1.5Lダイナミックフォースエンジン(120ps/14.8kgm)、1.2Lターボ(116ps/18.9kgm)、そして1.8Lガソリン(140ps/17.3kgm)といった複数のパワートレインです。

特に1.5Lガソリン車は価格面では魅力的だったものの、燃費性能や加速感、静粛性においてはハイブリッドに劣る場面が多く見られました。また、発進時の力強さや登坂時のトルク不足を指摘する声もありました。

対して新型ハイブリッドは、モーターによる強力な低速トルクとスムーズな加速が特徴で、街乗りはもちろん、高速域までストレスなく対応できます。燃費だけでなく、運転そのものの快適性という意味でも、大きな進化を遂げているのです。

燃費性能と走りのバランスを評価

出典:TOYOTA

「燃費がいい車=走りがつまらない」と思われがちですが、新型カローラツーリングはそのイメージを良い意味で裏切ってくれます。第5世代ハイブリッドシステムとTNGAプラットフォームの相乗効果により、燃費と走りのバランスが非常に高いレベルで調和しています。

特に高速走行時の安定性や市街地での低燃費性能は、これまでのカローラシリーズを超える仕上がりです。4WDモデルでもそのパフォーマンスがしっかりと維持されているのも大きな特徴です。

実燃費29.5km/Lの実力は本物か?

新型カローラツーリングのハイブリッドモデルは、WLTCモードで29.5km/Lという優れた燃費性能を誇ります。これは同クラスのハイブリッド車と比較しても非常に高水準であり、普段使いにおいても十分にその実力を体感できる数値です。

特に、ストップ&ゴーが多い市街地では、モーター走行の比率が高くなるため、30km/Lを超えるような燃費を記録する場面も珍しくありません。また、回生ブレーキによるエネルギー回収機能も向上しており、信号の多い道でも効率的な走行が可能です。

とはいえ、あくまでカタログ値であるため、エアコンの使用状況や荷物の量、運転の仕方によって実際の数値は変動します。ですが、それを差し引いても、日常的な燃料代の削減効果は大きいと感じられることでしょう。

4WDとの相性や街乗り・長距離での印象

4WD(E-Four)モデルは、雪道や濡れた路面での安心感が段違いです。特にリアモーターによるアシストが100km/h以上でも持続するため、高速道路での安定性が格段に向上しています。

また、街乗りではリアが電動制御されることでスムーズなカーブや駐車が可能になり、取り回しの良さも魅力的です。長距離走行では、エンジンとモーターが適切に役割を分担しながら走行するため、疲れにくく、快適なドライブが楽しめます。

価格はFFより高めになりますが、安全性と走行安定性を求める方にはぜひ選んでいただきたい仕様です。

安全装備と先進運転支援機能

出典:TOYOTA

新型カローラツーリングは、安全性の強化にも余念がありません。トヨタの最新安全技術「Toyota Safety Sense」が全車標準装備され、従来よりもさらに多くの運転支援機能が導入されています。

また、「G」および「W×B」グレードではブラインドスポットモニターや後退時の警告機能など、日常の運転でありがたい装備が追加され、より一層の安心感をもたらしています。

Toyota Safety Senseの新機能まとめ

新型カローラツーリングに搭載されたToyota Safety Senseには、以下のような先進機能が含まれています。

  • プリクラッシュセーフティ(PCS):昼間の自転車や夜間の歩行者も検知可能な高性能衝突回避支援機能。
  • レーントレーシングアシスト(LTA):高速走行時に車線を維持するためのステアリング操作をアシスト。
  • レーダークルーズコントロール:前走車との距離を自動で維持し、加減速をサポート。
  • ロードサインアシスト(RSA):制限速度や進入禁止などの標識を認識してメーターに表示。
  • ドライバー異常時対応システム:万が一、ドライバーに異常が起きた場合に車両を安全に停止させる機能。

これらの機能は、ドライバーだけでなく同乗者の安全も強力にサポートしてくれます。

ブラインドスポットやパーキングサポートブレーキの標準化

今回の改良では、「G」「W×B」グレードにおいて以下の装備が標準化されました。

  • ブラインドスポットモニター(BSM)+安心降車アシスト
  • パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)

BSMは、隣車線に車両が存在する際にドアミラー内のインジケーターでドライバーに注意を促す機能で、車線変更時の事故防止に非常に効果的です。安心降車アシストも、乗員のドア開けによる接触事故を予防できるため、特に小さなお子さまがいるご家庭にはうれしい装備と言えるでしょう。

パーキングサポートブレーキは、後方から接近する車両や障害物を感知し、必要に応じて自動でブレーキをかけてくれる機能で、狭い駐車場などでの心強い味方となります。

これらの装備が標準化されたことで、新型カローラツーリングは「安全を当たり前に備えるクルマ」へと大きく進化したのです。

ボディサイズ・使い勝手・車庫入れ事情

出典:TOYOTA

新型カローラツーリングは、従来の5ナンバーサイズから、よりワイドな3ナンバーサイズへと変化しました。この変更により、室内空間の拡大や安定感ある走りを実現する一方で、「取り回しが悪くなるのでは?」という不安を感じている方も少なくないと思います。

しかし実際には、サイズアップによるデメリットは最小限に抑えられており、むしろ日常使いのしやすさは向上していると感じられる仕上がりです。特に車幅に関しては、工夫されたミラー配置や見切りの良さが、ドライバーの不安を和らげてくれます。

3ナンバー化で気になるサイズ感と取り回し

日本仕様の新型カローラツーリングは、全長4,495mm × 全幅1,745mm × 全高1,460mmと、前モデル(カローラフィールダー)よりもサイズが一回り大きくなっています。とくに全幅が1,700mmを超えたことで、3ナンバー登録となりました。

とはいえ、ホイールベースは2,640mmに抑えられており、最小回転半径も5.0〜5.3m程度と実用的。加えて、ドアミラーの取り付け位置を工夫することで、ミラー格納時の車幅は旧モデルと同等に保たれている点も見逃せません。

これらの設計により、狭い道や立体駐車場など、日本の都市部でも扱いやすい車体となっており、「3ナンバーだから大きすぎる」という印象を持たれにくいのが特長です。

プラットフォーム「TNGA」による走行安定性とは?

新型カローラツーリングは、トヨタの最新プラットフォーム「TNGA(Toyota New Global Architecture)」を採用しています。これは、低重心化・高剛性化・最適な重量配分を実現する構造であり、走行時の安定性や快適性を大きく向上させる土台となっています。

具体的には、前輪にはマクファーソンストラット式サスペンション、後輪にはダブルウィッシュボーン式を採用。これにより、路面の凹凸やカーブでもしっかりと踏ん張る安定感を実現しています。

さらに、「ACA(アクティブコーナリングアシスト)」という制御技術により、コーナリング時に内輪へブレーキをかけることで車体の安定性を保つ機能も搭載されています。これらの技術が組み合わさることで、街乗りでも高速走行でも安心して運転できる乗り味に仕上がっています。

グレード別価格とコスパ徹底比較(2025年モデル)

出典:TOYOTA

新型カローラツーリングは、1.8Lハイブリッド専用車種として、全4グレードで展開されています。価格帯は2,359,500円から3,416,600円までと幅広く、それぞれ装備内容にも大きな差があります。

どのグレードを選べば満足できるのか、価格と装備のバランスを見ながら検討することが重要です。ここではグレードごとの価格差を具体的に比較しながら、コストパフォーマンスに優れたモデルを探っていきます。

HYBRID X/G/W×B、アクティブスポーツの価格差を比較

以下が新型カローラツーリング(ハイブリッド車)の最新価格一覧です。

  • HYBRID X(FF):2,359,500円(前モデルより−139,100円)
  • HYBRID X(4WD):2,574,000円(−122,600円)
  • HYBRID G(FF):2,762,100円(+77,300円)
  • HYBRID G(4WD):2,976,700円(+93,900円)
  • HYBRID W×B(FF):3,128,400円(+210,100円)
  • HYBRID W×B(4WD):3,342,900円(+226,600円)
  • アクティブスポーツ(FF):3,202,100円(+11,800円)
  • アクティブスポーツ(4WD):3,416,600円(+28,300円)

このように、エントリーグレードの「HYBRID X」はコストパフォーマンスに優れ、価格を抑えたい方にはおすすめです。一方で「G」や「W×B」になると装備が飛躍的に充実し、価格も比例してアップする構成となっています。

特別仕様車「アクティブスポーツ」は価格的に「W×B」と同等ですが、専用サスペンションやスポーティなデザインが魅力のモデルです。

どのグレードが買いか?装備と価格のバランス検証

もし予算重視であれば、装備を必要最小限に抑えた「HYBRID X」が現実的な選択肢です。基本的な安全装備は標準で付いており、実用性の面でもしっかりしています。

ただし、快適装備や先進機能を求めるのであれば「G」グレード以上を選ぶのがおすすめです。「G」ではLEDフォグランプやアルミホイール、ブラインドスポットモニターなどが標準装備となっており、装備と価格のバランスが非常に優れています。

一方で、「W×B」はデジタルキー、ドライブレコーダー、10.5インチコネクティッドナビ+6スピーカーなどが標準化され、非常に充実した仕様となっています。価格差はありますが、すべての装備をオプションで揃えるより割安で、ハイエンド志向の方には最適です。

そして走行性能や見た目にこだわる方には「アクティブスポーツ」がおすすめ。スポーツサスペンションを備えた唯一のグレードで、価格アップも最小限に抑えられているため、走りの楽しさを求める方にはぜひ検討していただきたい一台です。

競合モデルとの比較(カローラセダン・クロス・スポーツ含む)

出典:TOYOTA

カローラツーリングのフルモデルチェンジに伴い、同時期に「カローラセダン」「カローラスポーツ」も改良が実施され、さらに「カローラクロス」は5月23日にビッグマイナーチェンジが予定されています。これにより、カローラシリーズは一気にリニューアルされたかたちとなり、どのモデルを選ぶか悩まれる方も多いのではないでしょうか。

各モデルには明確な特徴があるため、使用目的やライフスタイルに応じた使い分けが重要です。以下では、セダン・SUV・ハッチバックと比較しながら、ツーリングの魅力をあらためて整理します。

セダンやSUVと迷っている人へ:使い分けポイント

カローラツーリングは、その名のとおり“ツーリング=長距離移動”を意識した設計が魅力のステーションワゴンです。一方で、セダンの「カローラセダン」は乗り心地と静粛性に優れており、後席に人を乗せる機会が多い方やフォーマルな用途にぴったりです。

SUVの「カローラクロス」は最低地上高が高く、悪路や雪道にも強いため、アウトドアや都市郊外での使用に向いています。荷物の積載量という面ではツーリングとクロスが似ていますが、走行性能と燃費のバランスではツーリングが一歩リード。

ハッチバックの「カローラスポーツ」はボディサイズがコンパクトで取り回しがしやすく、若年層やスポーティな走りを求める方に最適です。

つまり、荷物を多く積みたいけど走りの安定性や燃費も譲れない…そんな方には「カローラツーリング」がベストバランスの選択肢となるでしょう。

ファミリーユースで選ばれる理由とは?

カローラツーリングがファミリーユースで高く評価される最大の理由は、優れた実用性と安全性能の両立にあります。

まず荷室スペースですが、リバーシブルデッキボードを採用し、高さを2段階で調整できる点がとても便利です。大きめのベビーカーやアウトドア用品などもラクに積み込めるため、小さなお子さまがいるご家庭でも安心して使えます。

さらに、後席には十分なニースペースが確保されており、チャイルドシートを装着しても圧迫感が少なく、長距離移動でも快適。シートの座り心地や乗り降りのしやすさも好評です。

また、「Toyota Safety Sense」や「パーキングサポートブレーキ」、「ブラインドスポットモニター」など、先進安全装備が充実しており、ご家族を乗せて走る上での安心感が段違いです。

走行安定性も高く、長距離ドライブでも疲れにくいため、休日のレジャーから日々の送迎まで、まさに“家族の一員”として活躍してくれる1台と言えるでしょう。

歴代カローラツーリングの進化と今後の展望

※この画像はAIによって生成されたものです

カローラツーリングは、日本のファミリーカーの定番であった「カローラフィールダー」の後継として登場し、時代のニーズに合わせて進化してきました。ステーションワゴンというボディタイプがやや影を潜めつつある中でも、高い実用性と安定感のある走りで支持を集め続けています。

今回の2025年モデルでは、ハイブリッド専用化や先進装備の充実により、従来のイメージを大きく超えるプレミアム感を獲得し、新たなステージに進化しています。

初代フィールダーからの系譜を振り返る

「フィールダー」という名称で登場したのは2000年のことで、当時はセダン「カローラアクシオ」とともに“5ナンバーサイズの国民車”として圧倒的な存在感を誇っていました。荷室の広さと燃費性能、そして価格のバランスで多くの家庭に愛用され、ロングセラーモデルとなったのです。

その後、2012年には11代目カローラとしてフルモデルチェンジされ、「カローラフィールダー」として販売が継続。2013年にはハイブリッドモデルも加わり、より環境志向のユーザー層に支持を広げました。

そして2019年、世界戦略車として「カローラツーリング」へと進化し、よりグローバルなデザインと走行性能を身につけ、名実ともに“世界で戦えるワゴン”として新たな一歩を踏み出しました。

今後のカローラシリーズ展開予測(クロス・スポーツも含めて)

今回の改良は、ツーリングだけでなくセダン・スポーツ・クロスといったカローラファミリー全体に波及しており、トヨタがカローラブランドを再構築していることが伺えます。

特に「カローラクロス」は2025年5月23日にビッグマイナーチェンジを控えており、SUV需要の高まりに対応したアップデートが期待されます。ハイブリッド性能の向上や内外装の高級化が予想されており、競合モデルとの差別化が図られるでしょう。

また、「カローラスポーツ」は若年層向けに装備を充実させ、デザインも洗練。今後はスポーティグレードやGRモデルの追加といった、さらなる差別化が行われる可能性もあります。

そして「ツーリング」は、これまでどおりファミリーやアクティブ層に向けて“質実剛健なワゴン”として進化し続けると考えられます。特別仕様車や4WDモデルの充実など、より多様なライフスタイルに応える方向での展開が期待されます。カローラシリーズは、今後も日本のモビリティをリードする重要な存在であり続けるでしょう。

 

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